三方五湖の素晴らしい景色を堪能した後は、国道を走って
港町・敦賀に戻ってきました。
レンタカーを返すまで少し時間があるので市内をドライブします。
まずは
「氣比神宮」へ。
大鳥居は日本三大木造大鳥居の一つだそう。。。
その後は、敦賀港の近くに広がる「金ヶ崎緑地」ヘ。
園内には、「人道の港 敦賀ムゼウム」があります。
「ムゼウム」はポーランド語で
「資料館」のこと。ロシア革命時のポーランド孤児と、1940年に
杉原千畝が発給した「命のビザ」を携えたユダヤ人難民を受け入れた歴史が紹介されています。
公園の前の港はとても静かで凪いでいますが、この海の少し先には
「敦賀原子力発電所」などが。。。
さらにその先には、あの「高速増殖炉もんじゅ」が!!
福井県は福島県以上に「原発銀座」であり、なんと原発が14基もあるのだそうです。
原発がそんなにあるということは、国からのお金(交付金)を大量に受け取っているのでしょう。
道路、トンネル、ハコモノ等々、「ひょえー!」とおののくような立派な施設(?)をそこかしこに
見ることができます。おそらく雇用も生みだしているのでしょう。
かつては漁業と農業の街だったのでしょうが、原発の受入れと引き替えに選んだ過去と現在、
そして未来への代償はとてつもなく大きなものなのではないだろうか。。。
立派な道路やハコモノを眺めながらついつい考えさせられてしまいました。
「旧敦賀港駅舎」。
明治45年(1912年)に欧亜国際連絡列車の運行が始まり、新橋(東京)と金ヶ崎(敦賀)間を
直通列車が走っていたそうです。此方は当時の敦賀港駅舎を再現したもの。
明治38年(1905年)に建てられた県内有数のレンガ建造物なのだそうです。
今回のドライブで活躍してくれたDEMIO。
JR敦賀駅で返却します。なかなか立派な敦賀駅。
駅前にはこのような象が!
さらにメインストリートには数メートルおきに
宇宙戦艦ヤマトや
スリーナイン関連のブロンズ象を見かけました。
(「シンボルロードモニュメント」と呼ばれているそうですw)
しかし、お盆中だったからなのか、メインストリートはガラガラでシャッターが下りているお店が
多かったです。夜も早いし(汗)。
そして今回のホテルはJR敦賀駅真ん前の一等地にある此方。。。
ハイシーズンということで、ここしか空いていなかったのです(汗)。
部屋は12平方メートルと広く、小さなユニットバスがついた、とても古いワンルームマンションという
感じのビジネスホテルです。部屋の入口が玄関になっていてスリッパに履き替えます。
1階がコンビニなので便利ではあるのですが、使い回しの固形石けん(レモン石けん)と
青い液体シャンプー(!)、さらには粉末のインスタントのお茶にはのけぞりました(笑)。
しかもノートに書いてある予約簿で管理人のおじさんが名前をチェックして鍵を渡してくれる
どこまでもショーワなスタイル!!
まぁ、格安なので文句は言えない(1泊4,200円でした!)のですが、今まで宿泊したことのある
宿泊施設の中では一番下の方の部類でしょうか。。。
寝るだけだからと割り切ってもちょっと哀しかったです(笑)。
まぁ、前の晩が夜行バスだったので、熟睡してしまったのですが(汗)。
福井県敦賀駅前にある「ホテル山形」、ある意味、普段はなかなか経験できないホテルでもありました(爆)。
敦賀駅周辺には何故かレンタカー屋さんが密集していて、ビジネスホテルもいくつか点在しています。
ここのホテルも含めて、原発関連のビジネス客が長逗留するケースが多いのかしらん・・・・
などと勘ぐってしまったのでした(汗)。
さて、夜ご飯でも食べに敦賀の街へ出かけましょう。。。