海辺の老舗蔵元。──「三宅彦右衛門酒造」@三方五湖
2017年 08月 26日
「敦賀」市外を経て、レンタカーのDEMIOは「美浜町」へ入ります。
右側が「三方湖」、手前は「水月湖」、
左上が日本海、その下左側が「久々子湖」、真ん中が「管湖」、右下が「水月湖」となるようです。
「三方五湖」に爽やかに吹く風が心地よかったです。
美浜というと、私たちはどうしても「原発」という言葉を連想してしまうのですが、
実際の「美浜町」はとても美しい風光明媚なエリアです。
めざすのは、若狭湾の南に広がる5つの湖が、穏やかで美しい景観を創り出す
「三方五湖」(みかたごこ)です。
三方湖(みかたこ)・水月湖(すいげつこ)・菅湖(すがこ)・日向湖(ひるがこ)・
久々子湖(くぐしこ)の総面積約11平方キロメートルに及ぶ「三方五湖」は、
若狭湾国定公園を代表する景勝地の一つ。
五つの湖は淡水・海水・汽水とそれぞれに塩分濃度が異なり、違った色に見えることから
別名「五色の湖」と呼ばれています。また、湖によって水質が異なるため、
淡水魚から海水魚まで様々な魚が生息しているのだそうです。
また、冬には1万羽以上の水鳥が越冬し、オオワシやオジロワシが飛来するなど、
国際的に重要な湿地として2005年にラムサール条約に登録されたのだそうです。
最初に向かうのは、一番手前の久々子湖を少し回り込んだ「早瀬漁港」近くに佇む
「三宅彦右衛門酒造」です。
なかなか趣きのある感じです。 享保3年(1718年)創業の老舗の蔵元さんなのだそうです。
品の良い雰囲気のご主人(先代)と「どこから来なさった?」などと世間話を少々。。。 「東京から・・・」という私に、「それはまた遠いところからよく来なさった!」と先代。。。
ミネラル分豊富で発酵を活発にする自家蔵内の井戸水を使用しているそう。
此方がその井戸(井戸は何本かあるのだそうです)のようです。
ご主人とボツボツとお話しながら、オススメを伺ってみると、敢えてあげるなら「純吟 山田錦」
(2,376円)とのこと。すでに4合瓶を2本抱えているのですが、3本目として加わることになりました(呆)。
レンタカーではありますが、明日は3本抱えて移動することになります(汗)。
まだいただいていないのですが、キリッとした飽きの来ない上品な味わいとのこと。
いつ飲もうかしらん(るん!)。。。
ちなみに東京都内では三軒ほどにしか出荷していないそうで、グランスタの地下と中野の酒店などで
購入可能だそうです。
そして日本海と三方五胡を望む全長11.2kmの「レインボーライン」(有料道路)を通って
「レインボーライン山頂公園」をめざします。
通行料金の1,040円と、公園の入園料(800円、リフト・ケーブルカー料金含む)は
かかりますが、その景色の素晴らしいことといったら!!
山頂公園には「恋人の聖地」があり、デートのメッカとしても有名なのだとか。。。
そしていつか連ドラに登場した、天狗が願いを叶えてくれるという「かわらけ投げ」のスポットも
あります。
この景色はたしかになかなか味わうことができない素晴らしいものかもしれません。
はるばると訪れた甲斐がありました(笑)。
このような素晴らしい場所のすぐ近くに「原発」がある(しかもいくつも!)なんて、
信じられない話ですよね。
来訪記念に「ソフトクリーム」(笑)!!
このような場所でノンビリと海と湖を眺めながら過ごすことができたら幸せでしょうね。。。
そんなことを思いながら、「三方五湖」をぐるりと周り、今宵のホテルがある敦賀に戻ります。
●三宅彦右衛門酒造(有)
福井県三方郡美浜町早瀬21-7
0770-32-0303
9:00〜17:00
日曜、祝日(不定休)
三宅彦右衛門酒造 (その他 / 美浜駅、気山駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5
by forestkoro1015
| 2017-08-26 15:53
| 福井関連
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