初夏の北欧への旅 vol.17。──「オスロ最終日:駆け足の市内散策!」
2017年 07月 04日
オスロ最終日。
この日はビーンズ、そして大きなポテト(揚がっています)が美味しい!!
広々とした朝食用レストラン(2階)の一角。。。 大きなおじさんは守衛さん(ガードマン?)です。
ちなみに毎年12月10日には、この場所で「ノーベル平和賞授与式」が開催されます。 横にはこのような絵画が! 後ろはこのような感じです。 窓の外には素晴らしい眺望が広がります。 ムンクの「人生」。
通路には世界各国からの贈り物が並んでいます。日本からのお品も!
10時にオープンする「国立美術館」へ向かいます。
オスロ市内の建物は改修中の場所が多かったのですが、此方も改修中のようです。
「マドンナ」(1894〜1895)。 やはり一番混んでいました。。。
ドガ。 ロダンの「考える人」も!! ピカソの作品も。。。
正解は小さい方が「国立美術館」の「叫び」となります。
1697年に創建されたルーテル派の聖堂内部の装飾は20世紀のものが多いようですが、見応えがあります。
モダンな天井画。
6,000本ものパイプが備えられた見事な「パイプオルガン」。圧巻ですね!!
ヴィラーゲン作のステンドグラス。
ミカエル・ラッシュによる「最後の晩餐」をモチーフにした祭壇飾り。
空港まではバスで45分。ノルウェー中央駅から空港直行の「エアポート・エクスプレス・トレイン」
この日は13:15 オスロ発の飛行機でヘルシンキまで飛ばなくてはなりません。
オンラインチェックインは済ませているものの、乗りたいFlybussen(空港バス)は11時過ぎの予定です。
9時にオープンする「オスロ市庁舎」に合わせて効率良く動きます。
朝食をしっかり食べて準備万端!
チェックアウト後は荷物を預けて市庁舎へゴー!!
オスロ市創立900年を記念して建てられた市庁舎は入場料無料。。。
1950年に完成したものなのだそうです。1階セントラルホールでまず目に入るのが、
正面の巨大な油絵「働き楽しむ人々」。
ヨーロッパ最大(24×12.6m)ともいわれるこの絵は、ドイツ軍占領下のノルウェー人の
文化や営みを描いたものなのだそうです。
2階にはこのようなホールもあります。
さらにこのようなお部屋も。。。館内には323人の地元アーティストの絵画や木彫りが陳列されています。
此方は2階にある、ウッディーな雰囲気で統一された「ムンクの間」。
この絵は当初、ドイツのドレスデンに置かれていたそうですが、ヒトラーに毛嫌いされてドイツから
返還されたのだとか。。。
こちらは会議室です。
2階からセントラルホールの大きな絵を眺めたところ。。。
予定通り、ほぼ40分で見学終了。。。
地下にある巨大なお手洗い(クロークもありましたが、とにかく双方共に広くてビックリ!
劇場のようです・笑))に立ち寄って外へ。。。
市庁舎入り口からの風景。。。
12分ほど前なのに、やはり早めに見学したいという人たちがすでに並んでいます。20番目ぐらいかな。
前は大きな荷物を背負ったバックパッカーのお兄さんです。
ここの美術をはじめ、建築、工芸デザインなど、国立ミュージアムはオスロ市内に4ヵ所あって
入場料金はいずれも50NOK(675円)。1ヵ所で入場料金を払うと、残りの3ヵ所は半券を
呈示することで入場できるそうです(当日のみ有効)。
美術館の周りにはこのような作品がディスプレイされています。
そしてオープン!!
入場料を買うときに「どこの国から来たのか?」と皆に尋ねていました。荷物はロッカーに預けます。
時間がないので、「NO.19」=「ムンクの間」に直行です(爆)。
本来はもっとゆっくり鑑賞したいところですが、仕方ありません(汗)。
あの名画がここに。。。「叫び」(1893)です。
一時期、撮影禁止のこともあったようですが、今は自由に撮影できるようです。
こちらはモネ。
名だたる数々の名画には誠に申し訳ないのですが、時間がないのであとはカット(滝汗)。。。
最後に売店で「叫び」の絵はがきを購入したところ、「もう帰っちゃうの?」と売店のおねえさんに
驚かれてしまいました(笑)。「今日、日本に帰るので!」とついつい言い訳なぞ(笑)。。。
この他にゴッホ、ゴーギャン、セザンヌなど、巨匠の作品が色々と陳列されているので、
2〜3時間は余裕をもって訪れたい美術館です(月曜日は休館日なのでご注意ください!)。
国立美術館の「叫び」とムンク美術館の「叫び」。。。
どちらがどちらかわかるでしょうか?
さて、最速で国立美術館を駆け回って、すでに時間は10時40分です。
ホテルに戻りがてら、やはり前日に入れなかった「オスロ大聖堂」へやってきました。
とりあえず「駆け足」でしたが、午前中2時間限定の「課題」はクリアできました(笑)。
この後は、急ぎ足でホテルに戻り、スーツケースを受け取って、ホテルから数分のバスターミナルへ。。。
11時05分発の「Flybussen」(空港バス)に乗って、「オスロ・ガーデモエン国際空港」を
めざします(180NOK/2,430円)。HPで購入すると150NOKで購入できます。
バスは10番から出ます。
(180NOK/20分)、普通電車の「ノルウェー鉄道」(92NOK/23分)などもあります。
課題をクリアして何だか「ホッ!」としました(笑)。
あとはヘルシンキ・ヴァンダー空港でトランジットして成田をめざします。
by forestkoro1015
| 2017-07-04 16:06
| 1705・北欧(フィンランド&ノルウェ)
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