初夏の北欧への旅 vol.13。──「ベルゲンからオスロヘ②:ワンニャンと共にベルゲン急行でオスロヘ」
2017年 06月 29日
フィヨルド周遊の旅の続編です。 ちなみに「ベルゲン」に戻るにはここから約2時間。。。
ここからは指定席なので一安心です。。。 通路を挟んで向こう側には「猫」さんが!!しかもキャリーのフタが空いていて出入り自由です(笑)。 たしかに家族の一員ですものね。日本では絶対に見かけない光景です。 全然どく気配もなく、人間の方がまたいだり、よけたりして、通らせていただくという雰囲気。。。
ミュールダールからは勾配を上っていきます。ううっ!見ているだけでさぶいっ!!
水面がシャーベットになっています(驚)!
後ろの席から良い匂いが漂ってきました。 この列車では色々な軽食類やスナックを購入することができます。これはめにうの写真です(笑)。
フロムで「フィッシュスープ」を食べたし、あまりお腹が空いていないので、一緒にフィヨルドを 旅してきた「ノルウェーのお水」(笑)。 「ベルゲン」駅のキオスクで普通に購入したミネラルウォーターですが、これで28NOK(=約378円)します(驚)。他のお水も大体同じくらいのお値段です。国の施策として社会保障は充実しているらしい ですが、ノルウェーの物価がいかに高いかおわかりいただけるでしょう。。。
そうこうしてるうちに外の風景は少しなだらかな感じになってきました。 少し明るくなってきました。。。が、まだ19時半ぐらいです。 そしてある駅に到着。「フィンセ」なのかなぁ。。。コリーはここで下りていきました。
窓の外はノルウェーの森と緑、そして豊かな水の流れが広がります。 時々、舌を出して、窓をペロペロしています。。。
窓の外を眺めるのに飽きたらしく。。。女の子とおしゃべりを楽しんでいたようです。
騒いでいたのは、この猫の奥にいたもう一匹の猫!!キャリーから外に出て大きな尻尾をブンブンと
周辺にだいぶ家も増えてきました。これで22時30分頃。。。白夜ですねぇ!!
標高886mの場所にある「ミュールダール」から、約4時間半かけてめざすのは
ノルウェーの首都「オスロ」です。
ベルゲンを拠点に「日帰りフィヨルド周遊」を楽しむ観光客も多いのだとか。。。
参考までにフィヨルド観光のベストシーズンは6〜8月。。。
世界各国から観光客が押しかけてごった返すそうです。。。
夏でも「フリース」や「ウルトラライトダウン」などはあった方がよいでしょう。
遅れていた列車が到着しました。
「遅れているので速やかに乗り込んで下さい!」とアナウンス。。。どこの国も一緒ですね(笑)。
と、足下にこのような輩がいてビックリ(笑)。
さすがにノルウェーのワンコは違いますね。
往きは「ヴォス」で下りることになりましたが、この「ベルゲン鉄道」のハイライトは、
「ヴォス」から「ミュールダール」を経て、30分ほど先の標高1,222mの場所にある
「フィンセ」という駅までの間の景色なのだそうです。
夏でも山頂には雪が残る険しい自然が目の前に迫ってきます。。。
気づかなかったのですが、向こうのデッキにもう一匹、同じようなコリーがいたようです。
おばあちゃんは大きな二頭のコリーを引っ張り、山のような荷物を抱えて下りていきました。。。
残されたもう一匹の大型犬。。。チャウチャウのような愛嬌のある顔をしています。
少しウトウトして目を覚ますと、奴さんは人間シートに座って窓の外を眺めているようです(驚)。
奴さんが眺めていたのはこんな景色です。
列車はオスロをめざしてひた走ります。
今度は右隣の猫が騒いでいます。
振り回し、シートの背もたれに乗っかっていました。列車の長旅は猫にも気の毒ですよね。
アナウンスが入り、あと30分ほどでオスロに到着するようです。
予定より15分ほど遅れて、22時50分頃に無事にオスロ駅に到着しました。
ヨーロッパの駅は階段を上り下りする必要がないのが良いですね!!
が、ここオスロでは、思い出すのも忌まわしい「第2の事件」が待ち受けていたのです。
by forestkoro1015
| 2017-06-29 12:14
| 1705・北欧(フィンランド&ノルウェ)
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