鎌倉からだったら日帰りできるのですが、ゆっくり滞在して鎌倉巡りを楽しみたいという時に
オススメなのが、JR鎌倉駅のホームからも見える「ホテルニューカマクラ」です。
駅から徒歩数分の便利なロケーションも魅力です。
今回のお宿が此方でした。
大正ロマンあふれるこのホテルは、芥川龍之介と岡本かの子(岡本太郎の母親)が出合った
場所としても知られています。元々、この場所には京都の老舗料亭「平野屋」の支店があり、
避暑客の貸間として何棟かを使用していた時に、たまたま隣り合わせたのだそうです。
ホテルとしてのスタートは関東大震災の翌年の1924年(大正13年)。
様々な変遷を経て、現在の「ニューカマクラ」という名前に落ち着いたのは、今から20年ほど前の
ことと言われています。。
駐車場にある桜の木がこの時期は満開でした。樹齢80年〜90年とか。。。
此方は本館(全14室)。屋根の上の白いロゴがスタイリッシュです。窓は洋風建築の上げ下げ窓です。
此方は新館(全10室)。
此方はフロント。奥にはお部屋が。
本館入り口(中から見たところ)。
ドアは24時間オープン!!どんなに遅く帰ってきても門限なしです(笑)。
上に書かれている文字は映画で使われた時のものをそのまま使用とのこと(スウェーデン語)。
レトロ感あふれるロビー。
芥川龍之介と岡本かの子のなれ初めが解説されています。
ロビーのシャンデリア。ステキですねぇ!
2階客室へと続く階段。ちと急です(笑)。
本館2階の洗面室とお手洗いは共用です。此方は洗面室のステンドグラス。
今回は「小町」のお部屋に泊まりました。
ツインのお部屋は広くてゆったりしています。
此方の本館は2004年に鎌倉市景観重要建築物第27号に指定されたそうです。戦前のホテル建築としては
珍しいことでもあるのだそうです。
宿泊料金に関しては、土曜と祝前日は少しお高くなってしまうのですが、それでも他の宿泊施設に比べれば
圧倒的にリーズナブルに泊まることができるのが魅力!!
女性の宿泊客やバックパッカーの外国の方々が多いのも特徴の一つかもしれませんね。
洗面所とお手洗い、お風呂などが共用なので、今時のホテルに比べると使い勝手は今ひとつかもしれませんが
鎌倉駅至近で大正ロマンを堪能するのも楽しいかもしれません。
ちなみに私は今回で4度目の利用になるのかな。
夜遊びして帰ってきても、出入り自由なところが気に入っています(笑)。
鎌倉駅ホームから見える立派な桜の木。ホテルはこのすぐ右側となります。
■ホテル ニューカマクラ
神奈川県鎌倉市御成町13-2
TEL:0467-22-2230
FAX:0467-22-0233
http://www.newkamakura.com/index.asp