1507・灼熱の台湾旅行 vol.1──「福州元祖胡椒餅 」
2015年 07月 09日
by forestkoro1015
| 2015-07-09 19:05
| 1507・夏の台北
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2015年 07月 09日
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●灼熱の台湾旅行 vol.1──「憧れの『胡椒餅』。'15年7月訪問)
2月に台北を訪れた友人たちが「美味しい!」と絶賛していた胡椒餅の店。
1738年に創建された台湾最古の寺院で、市内で最も格式が高いとされるパワースポット、
「龍山寺」手前の公園脇の路地にヒッソリと佇んでいる。
40センチほどの長い線香(!)をもった信者の人たちが一心不乱に祈りを捧げている。
日本の寺院に比べると、かなり下町チックというか、地域に溶け込んだお寺という印象。
実際、界隈は旧い建物が軒を連ね、台北の下町っぽい雰囲気を醸し出している。
此方もおそらく地図がなかったら行き着けないであろう薄暗い路地の奥にある。
誰もいなかったらあまり積極的には足を踏み入れたくない路地だ(暗いし・笑)。
が、おそらく有名店だからだろう。路地に出入りする人の数は割と多い。
かなり大きくてゴロンとしている。そして重たくて、相当に熱い(汗)。
形はイビツだが、直径が約9センチ、高さ6.5センチという感じだろうか。
「胡椒餅」とは、胡椒や醤油などで味付けした豚挽き肉と大量の葱を
発酵した小麦粉の生地で包み込み、炭火で高温に熱した釜の壁に貼り付け、
釜の熱で焼き上げる台湾のソウルフードの一つなのだそうだ。
お店によって色々なバリエーションがあるのも特徴の一つらしい。
熱々の「胡椒餅」をハフハフいいながら頬張る。が、高さがあるので一口目は皮の部分のみ(笑)。
ようやく二口目で「餡」の部分に届いた(嬉)。滅茶苦茶に熱くて火傷しそうなほど
なのだけれど、たしかに美味しい。というか、味付けが「台北の味」というか、
あまり日本では味わったことのない独特のテイストだ。
しかも「豚ひき」と聞いていた割には、お肉のカットが角切りっぽい感じでちと大きい。
胡椒は思っていたほどキツくないが、あとからジワッと効いてくる感じだ。
そしてトロトロっとした葱もたっぷり。。。これがまた熱い(涙)。
火傷しそうになりながら一口、二口と頬張りつつ、食べ歩き(座るところはないし!)。
目の前にある公園のベンチに腰掛けて食べようと思ったのに、ホームレスの人たちは多いし、
外はやたら蒸し暑いしで、龍山寺駅の地下街に緊急避難(笑)。
涼しい冷房の風に当たりながら熱々の「胡椒餅」をいただいたのだけれど、
このサイズの胡椒餅の完食は正直、一人ではきつかった(汗)。
おそらく「秋から春にかけての時期のおやつ」としては相当に美味しいと思うのだけれど
夏のこの時期のおやつとしてはあまり(汗ダラダラだったし・笑)。
また、味付けにちょっとクセがあるので、二人で一つをシェアするぐらいの方が
飽きなくて済むかもしれない。
もっと小さくてお安いサイズがあればよいのだけれど、敢えてこの大きなサイズで
勝負するところが台湾なのだろう。
ごちそうさまでした☆