エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋   


この日は、「森アーツセンターギャラリー」で7月3日まで開催されていた「ポンペイの壁画展」へ。

西暦79年8月24日、イタリア・ナポリ近郊のヴェスヴィオ火山の噴火による火砕流によって
ポンペイ、及び、その近郊は、一瞬のうちに地中に埋もれてしまったことで知られています。
この展覧会は、ポンペイとその近郊から発掘された壁画にスポットをあて、当時の邸宅を再現展示
すると共に、古代ローマ人の生活様式を浮き彫りにする展覧会でした。
火砕流の速度は時速 100 km以上あったと言われていて、逃げ出すことは不可能だったようです(怖)。

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11222142.jpg
もちろん会場内は撮影不可なのですが、大きな写真パネルを背景とした撮影スポットが設けられていました。
ずっと以前、当時イタリアに駐在していた両親と真夏のクソ暑い時期にこのポンペイ遺跡を巡り、その広大な
街並みの復元と、瞬間的にその街を襲った歴史の惨劇に圧倒されたことを思い出します。
若かったなぁ(遠い目・・・)。。。

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11222734.jpg
エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11223372.jpg
六本木ヒルズの52階から眺める周囲の眺望。。。
久しぶりに訪れましたが、やはり東京の街中はゴミゴミしていますね。。。


駐車場から車を出すと、東京タワーが目に入ります。
東京タワー → 増上寺 → うなぎ・・・、、、あまり脈絡はないのですが、
「そうだ!久しぶりに鰻を食べよう!」と突然に閃いてしまいました(笑)。


この界隈で「うなぎ」といったら、「五代目 野田岩」さんです。
すでに13時をまわっているので速攻で電話してお席を確保。。。
母を先に店前で下ろし、車を駐車場に入れてお店へ。。。


エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11221592.jpg
懐かしいですねぇ。何年ぶりの訪問でしょう(汗)。


1階のテーブル席に母が座ってお茶をいただいています。
先に注文は済ませておいたとのこと。鰻重がいただければOKなので問題はありません。
エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11223848.jpg
エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11224343.jpg
うなちゃんの箸置き。かわいいですよね。

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11225868.jpg
香の物と箸休めが先にサーブされます。

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11231559.jpg
この日は「母のゴチ!」ということで、鰻重の最高位、「桂」(5,400円)をいただきました。
ちなみに鰻重のお値段は、「桂」以下、「山吹」(4,400円)、「萩」(3,800円)、「梅」(3,300円)、
「菊」(2,900円)と設定されていて、その違いは「鰻の大きさ」によるものとのこと。
さらに鰻丼(2,200円)が設定されています。

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11232040.jpg
もちろん肝吸いがつきます。

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11230896.jpg
あっぷ!

エレガントな鰻。(1606再訪)──「五代目 野田岩」@赤羽橋_d0352022_11232583.jpg
箸袋にも書かれているとおり、「4月〜12月は天然うなぎを使用」とのことなので、たぶん此方も「天然」
ものなのでしょう。いやー、やはり美味しいですねぇ。
この、ホロホロ加減の心地よい、箸でほどけるような柔らかくてジューシーな鰻は此方ならではのもの。
ジュワーーーっと口の中でとろけていくようなこの美味しさは、おそらく他店では味わえないものでは
ないでしょうか。。。


が、しかし、以前、訪問した時のうなちゃんの写真と比べてみると、いささかご飯の上に「透き間」
見え隠れするような(汗)。。。
以前はお重からはみ出そうなほどに、うなちゃんが敷き詰められていたような気がするのですが、
諸物価高騰の折から、これは致し方ないことなのかもしれません(汗)。。。
庶民のささやかな幸せを邪魔する奴は一体、誰なのでしょう。。。皆さん、選挙に行きましょうね!!


と、話はズレてしまいましたが、久しぶりに「五代目 野田岩」さんの美味しいうなぎをいただいて大満足!!
また近々、伺いたいねー!!と話しながら帰ってきた次第です。


ちなみにこの日は2階席はあまねく満席。。。しばらくしたら、アジア系の方々がゾロゾロと下りてきて
仲居さん方と記念撮影をしていました。もはや東京観光のスポットとしても人気のお店のようです。


そして此方は昨日の「土用の丑の日」はお休み!と決まっているのだそうです。
鰻店なのにユニークですよね。でも、大混雑して大変だから逆によろしいのかも。。。
ごちそうさまでした☆





※前回訪問時の記事と写真は此方(http://tabelog.com/rvwr/morikoro/rvwdtl/294430/)で
ご紹介しています。




●五代目 野田岩 (のだいわ)
東京都港区東麻布1-5-4
03-3583-7852
11:00~13:30
17:00~20:00
日曜休
※7.8月の土用の丑の日 休
http://www.nodaiwa.co.jp/


by forestkoro1015 | 2016-07-31 11:18 | グルメ・都内・日本料理 | Trackback | Comments(0)

名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 信玄餅の故郷。──「桔梗屋本社... おうちうなぎ。 >>