今回の宿泊は
「リージェント台北」でした。
お部屋や全体の雰囲気についてはすでにご紹介したので、今回は「朝食」についてご紹介したいと思います。
上層階のエグゼクティブフロアには専用ラウンジがあるようですが、一般のゲストは1階にある「BRASSERIE」が
朝食会場となります。
此方は年中無休で、
朝・昼・アフタヌーン・夜と、すべてブッフェスタイルの食事を提供しているレストランのようで、
到着した日は日曜日の昼過ぎでしたが、いわゆる「ホリデーランチ」を楽しむ現地の人と旅行客で大混雑していました。
1階奥の黒いカウンターがパンコーナー(ワッフルやホットケーキを焼いてくれたり、ドーナツ・パン類が並んでいます)、
通路右手が入り口(受付)、その奥には「中華」・「洋食」・「和食」・「ハムチーズ」「サラダ」「フルーツ」「ドリンク類」などの
料理がフルラインナップした「島」があり、その奥には「合計350席(!)というお席が用意されています。
これは初日に大混雑の中をかき分けて撮影してきた写真。緑色の果物は「ナツメ」、黄色は「スターフルーツ」、「スイカ」と
「パイナップル」は毎朝いただきましたが、甘くて美味しい☆
いずれの「島」にも調理担当のスタッフさんが忙しそうに立ち働いています。「これは朝ご飯も期待できそう!」と思ったわけです。。。
翌朝はオプショナルツアー(「故宮博物院」目的で申し込みました・このツアーの話はまた改めて)のバスが7時20分(!)に
ホテルに迎えに来るというので早起き(台湾と日本との時差は1時間あります)。
レストランの前でオープンを待ちます(此方のレストランは朝6時30分にオープンします。日本のお店とは違って、開店前に客がいても
テーブルに案内するようなことはありません)。6時32分に無事にオープン!!
ここにも「段差」はありますが、ガラス張りのオープンなお席に朝日が差し込んで気持ちが良いので、一番奥の窓際席へ進みます。
しかし広いですねぇ(しみじみ〜)。そして天井が異様に高い。3フロア分(それ以上かも)が吹き抜けになっています。
どの「島」にもお料理はギッシリ!!さすがにバラエティに富んだ様々な種類のお料理が並んでいます。
そのすべてを全部制覇するには1週間以上滞在しなくてはならないのでは・・・と思えるほどです(笑)。
そして「中華アイランド」からの湯気が一番すごくて、「ドライアイスでも焚いているのか?」と思えるほど煙がもくもく状態。。。
熱々のお料理が手招きしています(正確にはそのように見えました!)。。。
「さすがリージェント、朝から熱々の点心攻めだぜぃっ!!」と大喜びで、この日は「中華メニュー」を中心にチョイス。
コックさんが切り分けてくれるローストポークなどは
2センチぐらいあります。朝からカロリー過多っ(笑)!!
お席に戻っていただく訳ですが、「ん???」。。。
そのすべてがあまり温かくないのです。冗談かと思うぐらいにビミョーにぬるい。。。
ちぢみのようなお焼きはわざと「底の方」「上の方」「真ん中」から取ってきているのに、すべて同じように冷めています。
「熱々だったら美味しいのかもしれないねぇ。。。」と親子の意見が一致した朝ご飯でした。
ちなみにコーヒーもビミョーにぬるいし(爆)。
サラダとハム・チーズ類の種類は豊富でした。
まだ、朝早いので空いていましたが、時間が経つに従って少しは温かくなっていくのでしょうか。。。
翌日に期待することにしましょう(笑)。
翌日は8時過ぎにレストランに出かけてみました。案内係や給仕係のスタッフの数もさらに増えています。
この日はフレンチトーストとワッフル、ドーナツなど、洋食系を中心にチョイス。
パンコーナーのおじさんがすぐ隣で焼き上げているのですが、ワッフルはやはりびみょーに冷めていました。
フレンチトーストはしっとりとしてまあまあ。。。このホイップクリームが泣きそうなぐらいに美味しい(笑)。
シロップも色々選べます。そしてドーナツ、これが一番美味しかったです。
もしかしたら洋食系の方がオススメかしらん。あっ、お野菜類は中華系ですが(笑)。
やはり美味しいドーナツは売れ筋らしいです(笑)。
「Pork Floss Bread」(肉髭麺包)。
なんかモシャモシャの肉片がフカフカのパンの上にトッピングされたモッチリとした不思議な食感でした。
この日の朝食は1日目よりはだいぶ盛り返したかなぁ(笑)。
やはり一日目はスタートが早すぎたのかもしれませんね。。。
帰国する最終日は朝から雨。起きると叩きつけるような雨が降っています。
この日も8時半に下に下りていきました。
なんでも「オムレツにトリュフ」が入れられるらしいということで、オムレツコーナーに直行(笑)。
色々と具材は並んでいますが、トリュフは見当たらなかったような(汗)。
というか、せめて何の具材か、英語で書いてあると有難いと思うのですが。この時は見習いさん(右側の人)に指導しながらの
調理だったので、忘れてしまったのかもしれません。
少し軽めの具材を選んで焼いてもらったオムレツはちょいかためでしたが、美味しかったです。
敗者復活で点心系をいくつかいただいてみましたが、初回よりはまあまあ熱かったかな。それでも熱々ではなかったです。
フルーツはそんなに種類は変わりませんが、サラダの種類は日によってかなり変わるようです。。。
コーヒーサーバーから煎れてもらうカプチーノの方がテーブルで注いでくれるコーヒーよりも美味しい!!
「リージェント台北」の朝食を3回いただいてみて思ったのは、予想していたほど美味しくないし、評判ほどではないなーということ。。。
「台湾の人たちは温度が高いからあまり熱いものを食べないのかも!」と母と話していたのですが、小籠包の専門店では
よほどのことがない限り、涙目になるような熱々の「小籠包」が登場します。暑い国でも熱いものは食べるのです。
なのに、このレストランの点心やコーヒー(その他のお品も)が微妙に冷めているのはどうしてなのでしょう???
「この内容だったら、市内に出かけて現地のお店で「朝がゆ」などにトライした方が美味しかったかもねぇ!」
というのは母のコメント。。。以前いただいた「ハノイ・シェラトンの朝食」の方が断然美味しかったと思います。。。
まぁ、今回はたまたまだったのかもしれないですが、お部屋やロビーの雰囲気,ホテル全体のクオリティから捉えると
ちょっと寂しいように感じてしまいました。
せめて朝食だけでも、高い料金を払って宿泊するゲストのことを考えて、もう少し何とかなるとうれしいですね。
ごちそうさまでした★
●BRASSERIE (栢麗廳)
台湾台北市中山北路2段39巷3號 台北晶華酒店 1F
(+886) 0225238000
【平日】
朝 6:30〜10:00 690元
昼 11:30〜14:00 1,090元
午餐 4:30〜16:30 690元
夜 17:30〜21:30 1,290元
【土日・金曜夜】
朝 6:30〜10:00 690元
昼 11:30〜14:00 1,390元
午餐 14:30〜16:30 790元
夜 17:30〜21:30 1,390元
http://www.regenttaipei.com/en/#/dining/brasserie
BRASSERIE (バイキング / 中山駅周辺)
昼総合点★★★☆☆ 3.1