九州かっとび紀行 その11 「臼杵」。   

今回は「想定外の雪」の影響で「国東半島」の石仏をひとつもチェックすることができませんでした。
が、大分までの道すがら、臼杵の街に国宝の「磨崖仏」があるとのこと。。。「これは!」ということでちょっと寄り道することにしました。
この「臼杵石仏」は、凝灰岩の岩壁に刻まれた60余体の磨崖仏群で、平安後期から鎌倉時代にかけて造られたと言われていますが、
誰が何の目的で造ったのかは解明されていないのだそうです。
平成7年に磨崖仏でははじめて、彫刻においても九州初の国宝に指定されたということです。

が、残念なことに、高さ4m、幅18mと大迫力!臼杵石仏の最高傑作とも称される「古園石仏群(平安後期作)」が改修工事中で見られないとのこと
(3月末までの予定)。入場料も100円ほど値引きされていました(汗)。せっかくはるばると見に来たというのにがっかりです。。。
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「九品の阿陀像」(ホキ石仏第二群第二龕)
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「阿弥陀三尊像」(ホキ石仏第二群第一龕)

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「如来三尊像」(ホキ石仏第一群第二龕)
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「如来三尊像」(ホキ石仏第一群第一龕)
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「如来三尊像」(ホキ石仏第一群第三龕)
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「地蔵十王像」(ホキ石仏第一群第四龕)

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「山王山石仏」。一番穏やかな顔をしていました。

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道を挟んで向こう側は「臼杵石仏記念公園」となっていて、7月中旬〜8月中旬は「ハスの花」がきれいなのだそう。。。

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この後は「臼杵」の街を車でドライブ。キリシタン大名・大友宗麟のもと、戦国〜安土桃山時代にポルトガルやスペインと交易した歴史を持つ「臼杵」には
「サーラ・デ・うすき」(修練院を模した多目的施設)、ポルトガルのタイル絵作家によって江戸後期に描かれたタイル絵などの南蛮文化の名残をはじめ、
九州では珍しい三重の塔がある「龍原寺」、美しい日本庭園のある「稲葉家下屋敷」、そして桜の名所として知られる「臼杵城址」等々、観光スポットが
点在しています。駅前はとても地味でしたが、徒歩でゆっくり回れば楽しめそうな街でした。が、飛行機の時間が刻々と迫ってきているので撤収。
高速に飛び乗って大分・別府方面をめざすことにしました。。。


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by forestkoro1015 | 2016-02-01 00:15 | 旅行・大分 | Trackback | Comments(0)

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