九州かっとび紀行 その3 「別府」。

「別府=温泉」というほど、街中のあちこちから煙がもくもくと上がっていて、その光景は圧巻です。
なんと!!その源泉数は「2,217」と日本一、もとい、世界一の数を誇っているのだそうです。
しかも温泉湧出量も「83,058L/分」日本一なのだとか。。。ちなみに第二位は共に「湯布院」だそうですが、前者が「879」、後者が「44,486L/分」と
圧倒的な量を誇っているのだそうです。

最初、少し上の方にある白湯の硫黄泉で有名な「明礬温泉」をめざしたのですが、山の中腹でスタック(雪で)するので断念(汗)。
下の方(平地)にある観光スポット「地獄めぐり」を楽しむことにしました。
合計8つの地獄(温泉噴出口)を体験できるのだそうです。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18514489.jpg
此方は「海地獄」(国指定名勝)。コバルトブルー色のお湯は「海」のようですが、摂氏98度もあるのだそう。その割に周囲は寒かったですが(汗)。
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18514878.jpg
お約束の温泉卵はやはり5個セットで売られていました。此方は300円と箱根よりはお安い!!
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18515236.jpg
此方は「鬼石坊主地獄」。ボコボコと音を立てながら坊主頭のような熱泥が吹き出ています。ちと気持ち悪いかも。。。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18515447.jpg
お土産屋さんの屋根にはつららがズラリ!!
別府でつららが見られるのは何年ぶりのことなのだそうです(地元の方情報)。
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18515836.jpg
此方は「山地獄」。山の至るところから噴気が上がっています。泉温は90度。
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18520278.jpg
カバの昭平くんです。気持ちよさそうですが、おしり向けてるし(笑)。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18523094.jpg
カピパラさん方や
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18523664.jpg
ミニチュアホース、そのほか、フラミンゴ、クジャク、さるなどがいました。

子供っぽい「かまど地獄」とワニがぞろぞろいる「鬼山地獄」は見学しましたが、撮影するほどではなかったかな。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18524181.jpg
此方は「白池地獄」(国指定名勝)。噴出時は無色透明のお湯が時間の経過と共に青白く変色するのだそうです。しかも夏には緑色に変化することも
あるのだそう。。。泉温は95度。ちょっと「バスクリン」を連想させる色ですね(笑)。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18525939.jpg
此方は「血の池地獄」(国指定名勝)。奈良時代編纂の「豊後風土記」に「赤地獄」と記される「日本最古の地獄」なのだそうです。
真っ赤なのは煮えたぎった粘土で、池が噴火してできた地獄なのだとか。泉温は78度。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18530208.jpg
そして此方は「龍巻地獄」(国指定名勝)。一定の間隔で105度もの熱湯が噴き出す間欠泉です。一度噴出をはじめると、5〜10分ほど続くのだそう。
たまたま噴き出している時間帯でした。ラッキー!!屋根があるのは安全のため。これがないと高さ50mまで噴き上がるのだそうです。

このように極寒の中、「地獄巡り」を楽しんだ訳ですが、その寒さといったら尋常ではありません(汗)。
温泉入ってまったりしたい(笑)。という訳で、街中の共同浴場を見学に行きました。
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18530583.jpg
九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18531954.jpg
此方は1879年(明治12年)に創設されたという「竹瓦温泉」。現在の建物は昭和13年(1936年)に建て替えられたものだそうですが、風情がありますね。
文字通り、別府温泉のシンボル的存在として愛されています。男湯と女湯で泉質が異なるのだそうです。入浴料は100円、砂湯は1,030円(貸し浴衣込み)で
朝6時30分から営業しているのだそうです。入ってみれば良かったかなぁ。。。とりあえず見学のみで帰ってきてしまったのですが。。。

九州かっとび紀行 その3 「別府」。_d0352022_18532692.jpg
これは別府の街中(住宅街ですが)にあった「UFOキャッチャー」。ちょっと寂しすぎる気が(汗)。
取りやすそうではありますが。。。。もしかして景品を補充する前だったのかもしれないですが。。。
なんだか寂しい街だなーという印象がさらに強まってしまったのでした。


にほんブログ村 旅行ブログへ
にほんブログ村
Commented by far_long at 2016-01-29 20:34 x
ブログにまでおじゃまします。
別府紀行楽しく拝読。
そうなんですよね~世界一の湯の街ながらもそのさびれ具合は思った以上で。
私は駅近くで2回宿泊したのでそんな別府の繫華街を満喫しました。
それと竹瓦温泉は湯温が42℃くらいで、熱い湯が苦手だと結構苦労するかと思われます…
Commented by forestkoro1015 at 2016-01-29 22:01
いらっしゃいませーっ!!
此方にまでコメントいただき、有難うございますぅ。
別府の街自体は悪くないのですが、もう少しなんとか(街おこしとか)しないと、ますます寂れていってしまうように感じました。
温泉としては後発の湯布院(根性で行ってきました・爆)の方が活気がありました。なんか清里みたいにメルヘンチックな街で、私的にはつまらなかったですが(汗)。
別府駅周辺の繁華街は車でグルグル回りましたが、結構、面白かったです。でも、寂しかったですが。
竹瓦温泉、入ってみればよかったです。特に砂蒸し風呂、今回はチャレンジできなかったのが唯一の心残りです(笑)。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by forestkoro1015 | 2016-01-28 19:35 | 大分関連 | Trackback | Comments(2)

美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015