東北の旅3日目。
この日は朝の奥羽本線で弘前から新靑森まで移動する。
何度もお世話になった(笑)弘前駅ともお別れ。
この
駅舎は4代目だそうだ。
この駅の改札前2階に自由通路があり、「あずましろ〜ど」という津軽地方の駅弁
(略して「津軽弁」)やリンゴなど、郷土の名産品を販売するちょっとした売場がある。
「津軽地方の駅弁」といったら、真っ先に思い浮かべるのが
五所川原の「つがる惣菜」が手がける「ひとくちだらけ」というお弁当だ。
24種類の津軽地方のお総菜がひとくちずつ入っていて、その美味しさもさることながら、
お酒のアテにもちょうどよいということで、メデイアなどでも紹介され、
このお弁当を求めにはるばる弘前を訪れる人もいるらしい。
東京駅にも入荷するらしいが、夕方に入荷して1時間たらずで完売してしまうという
「幻のお弁当」ということで買えたことがない。
それが今、目の前にある。
買うべきか買わざるべきか、ちょっと悩んだが、この後は予定がパンパンに詰まっているので
涙を飲んであきらめた((ノД`))。
帰りに新靑森駅でも探してみたが、売り切れてしまったのだろう。見当たらなかった。
時間があったのでぐるりと見学。
「リンゴの街 弘前」のお土産として
「弘前ふじ」と「トキ」を購入。
ちょっと面白そうな「いがメンチ」(500円)もゲット!
秋田・能代もそうだったけど、ここ津軽も何故か「にごる」ようだ(笑)。
これは新靑森駅のコロッケ売場でも売られていて、「いかのコロッケ」と「いがメンチ」の違いを
尋ねたら「ほとんど一緒!」ということらしい。
ビールのおつまみにちょうど良い感じで美味しい。
あとは「黒ニンニク」を購入。
地元の名産品の一つらしい。
駅弁じゃなくてレンタカーの中で簡単に食べられるモノ(=運転しながら)を探していて
サンドイッチを購入。ハムとチーズが入ったトーストサンド(190円)の
はずだったのだけれどこれがなかなかの曲者だった(笑)。
この話はまた改めてご紹介しよう。。。
少し重たくなったキャリーケースを引っ張ってホームに降りると、始発ということで
普通列車がすでに入線している。ドアはお約束の手動式だ。
やがて出発メロディーが鳴り響く。。。
弘前駅の出発メロディーはなんと!!「津軽じょんがら節」(津軽三味線バージョン)だった(驚)。
なんとなくもの悲しくて郷愁をそそられるサウンドに大感激!!
青空に映えて美しい雄大な岩木山に見送られながら、列車は弘前を出発した。
ずーーーっと岩木山が線路沿いに眺められる。
写真を撮りたかったが、通勤・通学の時間帯で割と混んでいたのであきらめた。
座っていたが、シート暖房のせいでお尻が焼けそうに熱い(笑)。
着込んでいるから余計に熱く感じる。。。
新靑森までのおよそ45分は結構ハードな我慢比べだった(笑)。
さてさて列車は新靑森に到着した。
やはり新幹線に乗り換える人が圧倒的に多い。
東北新幹線が開通したことで、靑森に暮らす人たちの利便性が高まったことは
言うまでもないようだ。
ねぷたの装飾が駅構内のあちこちにディスプレイされている。
立派な新青森駅。
駅周辺は閑散としている。というかレンタカー屋しかない。
ここからレンタカーで「恐山」までタイムアタックをかける。
往復260キロ、途中、有料道路もあるが、ほとんど一本道の国道を北上する。
片道およそ2時間半かかるのだそうだ。
「お天気になって最高の紅葉狩り日よりですね!!」と
レンタカー屋のおねえさんはにこやかに送り出してくれた。。。
続く。。。