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美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015
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カテゴリ:映画作品( 21 )

無表情だけどどこかあたたかくて優しい。
いや、無表情というより、喜怒哀楽をあまり顔に出さない民族なのかもしれない。
もしかしたら厳しい寒さ故のお国柄も関係しているのだろうか。。。
本作はそんなことさえ感じさせるフィンランドの人たちの心温まる映画である。
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ヘルシンキの港に辿り着いたシリア難民の青年カリード。
彼の夢は国を追われ、逃げる途中で生き別れた妹を見つけ出し、「いい人のいい国だ」と聞いた
フィンランドで暮らすことだ。しかし無情にも彼の難民申請は却下され、街中では難民を快く思わない
人たちの差別と暴力に晒され、八方ふさがりとなった彼はヘルシンキの街中へと逃げ出す。

そんな彼を助けるのが、レストラン「ゴールデン・パイント」を経営するヴィクストラムと
そこで働く3人の従業員たちだ。どこか頼りないのだけど、いざという時には楽しすぎるチームワークを
発揮する彼らの描写がまた長けている。難民という重たいテーマを扱いながら、
クスッと笑える箇所が随所にあふれているのはやはりこの監督の成せるワザだろう。
スシ文化の描写(BGMも笑える)には爆笑させてもらったが、
フィンランドの人たちの「静かな優しさ」が伝わる作品。。。
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目の前に困っている人がいたら助ける。
しかも、皆で力を合わせて助ける。
難民の人に対する差別や暴力もあるけれど、それはごく一部の人たちの話であって
困っている人には手を差し出さずにはいられない。
地球上の人たちすべてがそんな勇気ある行動を取ることができたら
世の中に困っている人はいなくなる、いや、少なくなるはずだ。


そんなあたたかな気持ちになれる作品だった。



それにしても半年前にフィンランドでスマホを落としてヘルシンキ警察に行ったとき
待合室にアラブ系の人が多くて驚いたのだけれど。。。
フィンランド警察の描写がとても懐かしかった(個人的な話だけれど・笑)。
そしてフィンランドの人たちにとても親切にしてもらったことを
思い出したのだった。オススメ!!


※私の「ヘルシンキ・スマホ紛失旅行記」は



by forestkoro1015 | 2017-12-10 19:09 | 映画作品 | Comments(0)
最近、割と頻繁に「シアタス調布」に通っている。
自宅からは府中の映画館と同じくらいの距離なのだけれど、やはり駐車場の3時間無料サービス、
そしてふかふかのキレイなシートは大きい。府中同様、6回観ると1回分無料という
ポイントサービスも嬉しい。


さて本題。
この日は「ミックス。」を鑑賞。
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あの、テレビドラマ「リーガル・ハイ」の石川淳一監督と古沢良太氏の脚本コンビの映画
ということで、予告編を観た時からかなり楽しみにしていた作品だった。


幼少時の母のスパルタ教育により卓球が大嫌いになってしまった多満子(新垣結衣)が
会社の卓球部のエース・江島(瀬戸康史)に失恋し、逃げるように故郷に帰る。
そこに待っていたのはかつて母が経営していた赤字の「フラワー卓球クラブ」と
そこで仲良く卓球を楽しむ地元のたった4人の会員たちだった。
そこに最近加入したのが、元プロボクサーの萩原(瑛太)。
人生に何の目標も持てなかった多満子だったが、かつての恋人・江島とその彼女でミックスペアの
相手でもある愛莉(永野芽郁)の仲むつまじい姿に触発され、クラブの再建と
打倒江島ペアを目標に全日本卓球選手権・男女混合(ミックス)ダブルスへの出場を決意。
萩原とペアを組んで特訓を開始することになる。
多満子と萩原、それぞれにツラい過去を持つ二人のミックス・ダブルスの勝利の行方は?
そして卓球以外の二人の仲に進展は???


前半30分ほどは幼少時の多満子が何故、卓球がきらいになったのか、
そして母の死による卓球からの解放と決別、江島との出会いから別れなど、
「多満子の過去」がかなりスピーディーに語られる(正直、ちょっと退屈だった)。
故郷に帰る列車の中での衝撃的な萩原との出会い。。。そして懐かしい旧友(広末涼子)との再会。
さらにはフラワー卓球クラブの面々の登場など、このあたりから一気にストーリーは盛り上がりを見せる。

元ヤンキー(現在は医者夫人)という設定の広末をはじめ、中華料理店の中国人妻役の蒼井優が
とにかくうまい。そんなに観ている訳ではないけれど、蒼井優があれほどまでにファンキーなクセのある
役を演じるとは想定外だった(最近、「彼女がその名を知らない鳥たち」を観たばかりだから余計に)。
「ヤスムトキハシヌトキヨ!」という決めぜりふも大笑いさせてもらった。


主演の新垣結衣も頑張っていたのだけれど、正直、この二人に食われてしまった感は否めないかなぁ。
生瀬勝久や吉田鋼太郎、鈴木福くんなどの強敵卓球選手の存在も光っていた。


ラブコメものとしては、大いに楽しめた作品。個人的には「ミックス。2」を期待したいところ。
たぶんフジテレビ系でオンエアされると思うけれど、イヤなことがあった時や
元気を取り戻したい時にオススメしたい作品。
誰が観てもきっと元気になれると思う。




by forestkoro1015 | 2017-12-02 20:00 | 映画作品 | Comments(0)
「世界初、全編が動く油絵で構成される体感型アートサスペンス映画」という宣伝文句に
釣られて観に行ったのが「ゴッホ〜最期の手紙〜(吹き替え版)」
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ストーリーは郵便配達人ジョセフ・ルーランの息子アルマンが、父の友人である
ゴッホ(すでに自殺している)が弟のテオに宛てた手紙を託され、パリに旅立つ
ところからはじまる。

テオの所在を訪ね歩く中で、次々と明かされる偉大なる芸術家ゴッホの人柄と
彼の死の真実、そして彼を取り巻く人々(医師のドクター・ガシェ、画商のタンギー爺さん)
の人となりが描かれていく中で彼の死に対する疑問がアルマンの中で高まっていく。
果たしてゴッホは本当に自殺したのか。。。。何故、彼は死ななければならなかったのか。。。


この作品のすごいところは、全編がすべて油絵で描かれたアニメーション作品で制作されていることだ。
日本人女性一人を含む125人の画家が世界から集結(応募は5千人以上とのこと)。
ゴッホのタッチを真似て描いた油絵はなんと62,450枚(!)。
気の遠くなるような数の油絵が世界初の「動く油絵アニメーション」を完成させた(驚)。


あの、ダイナミックなタッチのゴッホの油絵が動く。。。それだけでも一見に値するが、
実際の映画は想像を超えていた。
「夜のカフェテラス」「星月夜」「跳ね橋」「郵便配達員」「黄色い家」「種蒔く人」など、
彼の代表的な名作がストーリーの随所に散りばめられ、それらがまた新しい次のシーンへと
つながっていく。
さながら時空を超えてゴッホの作品の中に身をゆだねているような、そんな心地よい気分に
浸ることができるのもまた楽しい。


奇人だとか変人だとか言われることの多い画家ではあったが(実際に奇行も見受けられたが)、
実際は純粋に自らの芸術を愛したかっただけのピュアな人間だったのでないか。。。
800点も作品を遺していながら、生前には1点しか売れなかったという
天才故の苦悩や葛藤も窺いしれる作品だった。


普段は断然、字幕派なのだけれど、この作品に限ってはビジュアルを優先したいので
字幕よりは吹き替え版の方がオススメ。
たまたま吹き替え版で鑑賞したのだけれど、尾形イッセーも山田孝之もなかなか良かった。


かつてオランダのゴッホ美術館とクレラー・ミューラー美術館でイヤというほど鑑賞した(笑)
ゴッホだけれど、久々に彼の作品に会いに、東京都美術館へ出かけたくなった。
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」は来年の1月8日まで。
ゴッホファンの方は是非。。。オランダは遠いけれど、上野なら近い(笑)。




by forestkoro1015 | 2017-11-21 22:22 | 映画作品 | Comments(0)
9月29日、京王線・調布駅が大きく生まれ変わった。
その一つが「シネコン」(イオンシネマ系)ができたこと。。。
東宝シネマ@府中同様、3時間まで駐車場が無料というのもうれしいサービスだ。


そんな訳で、以前から観たかった「三度目の殺人」を鑑賞に出かけてみた。
11あるスクリーンのうち、80席ほどの小さなスクリーンでの上映。
座席はフカフカで結構ゆったりしている。前の席との高さの差はたっぷりしているが、その分、階段は急だ。


さて本題。
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二度の殺人を犯した三隅(役所広司)と、その弁護士の重盛(福山雅治)、
そして被害者の娘の咲江(広瀬すず)、被害者の妻の美津江(斉藤由貴)を中心に
物語は展開していく。
二転、三転していく三隅の動機と供述、依頼人の利益を優先し、裁判をビジネスと
割り切りながらも、三隅の証言に翻弄され、真実を知るために奔走する重盛、
意外な接点で結びついている三隅と咲江の関連性、さらには
重盛自身が多感な中学生の娘を持つ父親(離婚調停中)であり、
ストーリーは複雑に絡み合いながら、絡まった糸を一つひとつほどくように展開していく。
が、一つの結び目が解けようとすると、また別の結び目が見つかる。。。
まさにそのような感じで、観客も重盛同様、疑心暗鬼というか、
何を信じ、誰を疑えば良いのか、皆目、見当がつかない。
美津江が怪しいのか。三隅とは一体、何物なのか。。。
やがて咲江の話により、物語は新たな展開へと進む。
が、また二転・三転する三隅の告白は、観客のそれまでの推理を見事なまでにひっくり返す。


「三度目の殺人」というタイトル名が、どのような意味をもつのかは
この作品を観た人それぞれに異なるかもしれないし、実際、レビューなどを眺めると
「わからなかった!」というコメントも多数見かける。


が、法廷のみでは決して裁くことのできない犯罪もあるのだということを
この作品は伝えてくれる。


役所と福山のガラス越し(拘置所内の)の対峙シーンが何度も出てくるのだけれど、
正直いって役所がすごすぎて福山がかすんでしまったのが残念なような(汗)。
彼があまり好きでないからなのかもしれないけれど、この重盛の役は福山には
ちょっと重すぎたようにも見えた。
福山がカッコ良すぎるからかもしれないけれど、人間くささが微塵も感じられない。
生活感の匂いがしないというのかな。
そこらへんのこの作品に欠けてい彼の人間くささを離れて暮らす娘との描写を交えて
表現したかったのかもしれないけど、何となく似合わないというか、違和感だけが残った。

この重盛という弁護士は、もっと人間味あふれるそこらへんにいそうな感じの
熱血タイプの弁護士という設定の方が良かったかもしれない。
まぁ、福山が主役というと、このような設定になってしまうのは
仕方ないことなのだろうけれど。。。

個人的にはもっとドライな割り切り型の人か、もう少し情けない感じの人の演技で
観て観たかった(笑)。弁護士というポジションははかっこよすぎるというだけで
マイナスイメージが強くなる気がする。


また、昨今、不倫問題で騒がれている斉藤由貴が、いい意味でも悪い意味でも
邪魔くさかった(笑)。実際、そういうこと(ネタバレになるので自粛)をしそうだし、
男関係にだらしなさそうだし、彼女の不倫は多少は映画の宣伝になったのかな(笑)。



福山と斉藤を除けば、あとの出演者たちは完璧だったと思う。
まぁ、個人的な主観ではあるのだけれど。。。


それにしても長いかなぁ。。。横のおじさん、いびきをかいて寝ていたし(笑)。
おそらく好きと嫌いがわかれる作品であることはたしかだ。


敢えて点数をつけるとすれば、☆3.3というところだろうか。。。




by forestkoro1015 | 2017-10-06 14:50 | 映画作品 | Comments(0)
by forestkoro1015 | 2017-09-17 00:10 | 映画作品 | Comments(0)
by forestkoro1015 | 2017-09-03 14:26 | 映画作品 | Comments(0)
by forestkoro1015 | 2017-08-30 18:23 | 映画作品 | Comments(0)
by forestkoro1015 | 2017-08-21 18:06 | 映画作品 | Comments(0)
by forestkoro1015 | 2017-08-07 18:16 | 映画作品 | Comments(0)

本年度のアカデミー賞作品賞受賞作品「ムーンライト」鑑賞(日比谷シャンテ)。

受賞時に間違えて読み上げられた「ラ・ラ・ランド」の関係者は相当に悔しかったと

思いますが、監督と脚本家の二人の幼少時代の実話が盛り込まれているという深い作品でもあるようです。



貧困、麻薬売買、育児放棄、同性愛等、想像をはるかに超えた差別や暴力が

日常的にはびこる黒人社会の日常の中で、母親の愛情さえ知らない孤独な主人公が

様々な葛藤を乗り越えながら、自らの中に有る「愛」に目覚め、

周囲の人々と少しずつ心を通わせていく、3部構成のストーリー。



出演者のほとんどがアフリカ系黒人。私たち観る側の日本人にとっては生活環境が違いすぎるせいか、

はたまた、主人公の台詞があまり多くないせいか、

彼のおかれている困難な状況に100%感情移入することは少々難しかったことも事実。。。



が、そんな孤独な彼にも優しく接してくれる人はいます。

それが麻薬密売人のフアン夫婦であり、かけがえのない友人のケヴィンです。

中でも自分の息子に接するように主人公のシャロンに接するフアンの

「月明かりの下でブラックのおまえはブルーに見える」。。。

原題にもなっている彼の言葉の意味を、そしてあちこちに散りばめられた美しい映像を

しみじみと味わってほしい作品です。


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海のシーンがとてもキレイで印象的です。

フアンがシャロンに泳ぎを教えるシーンも良いですね。

黒人の人は泳げない人が多いため、溺死する人も少なくないのだそうです。



色々と考えさせられる作品ではあるのですが、淡々と進むストーリー展開が少々フラットに

感じてしまう部分もなきにしもあらずかもしれません。

映像はキレイなのですが。。。



個人的には同じブラッド・ピットのプロデュースなら「それでも夜は明ける」の方が好きかも。




#moonlight

#ムーンライト

#アカデミー賞


by forestkoro1015 | 2017-04-06 00:05 | 映画作品 | Comments(0)