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美味しかったもの、楽しかったこと、旅の思い出などを徒然にご紹介します。


by forestkoro1015
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カテゴリ:グルメ・奈良( 1 )


※食べログからの転載分です。


●早春の京都・奈良散策紀行 vol.7


旅の二日目は奈良に移動。いよいよ今回の旅のハイライトでもある「奈良ホテル」をめざす。
私はレストランやバーは利用したことがあるのだけれど、「一度、宿泊してみたい!」という
かねてからの母の願いを叶えるべくはるばると出かけてきた次第。。。


1909年(明治42年)、「関西の迎賓館」として誕生した「奈良ホテル」
奈良公園の高台に佇む重厚感に満ちあふれたクラシックなホテルだ。
創業当時を彷彿とさせるノスタルジックなロビーには、アインシュタイン博士が奏でたピアノが置かれ、
日本国内だけでなく、西欧のゲストたちにも昔から広く愛されてきた面影を偲ぶことができる。


今回は桃山御殿風檜造りの本館を利用。
宿泊客の場合、朝食(和食、茶がゆ定食、洋食のいずれかが選べる)もここ「三笠」の利用となるが、
此方では一日目にいただいたディナーについてご紹介したい。

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100余年の歴史を感じさせるエントランスをくぐると、そこは格天井をはるか上に望むゆったりとした空間。
天井高は6メートルあるのだそうだ。
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灯籠をモチーフにしたシャンデリアが130席を誇る店内を照らしているが、
奈良公園の鬱蒼とした夜の帳が周囲を優しく包み込んでいる。
ライトアップされた興福寺の五重塔が見える窓際コーナーのお席に案内された。
朝食時もそうだったのだけれど、窓際席の方が眺望も素晴らしいし、より寛げる雰囲気。。。

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ちょっと前に食べログからお小遣いもいただいたことだし、ここは一発、
一番お高いコースをいただく!!と心に決めていた。
そんな訳で私は「斑鳩」(17,320円・税サ込)を、母は「高円」(10,390円)をお願いすることにした。
メニューに記載されていたオススメらしいプレミアムワイン「エール・ダルジャン2008」
「紫鈴 Rindo2010」(共にグラスで3,234円)、
グラスシャンパン「ヴーヴクリコ・ヴィンテージ・リッチ/2,310円)というお値段。
悩んでいると「お料理に合わせて泡、白、赤」(組み合わせは自由とのこと!)をお出しすることも可能です!と
スタッフの方。
普段はあまり嗜まない母も飲んでみたいらしい。「うまくすれば6パイ飲めるしっ!」と内心ニンマリ(笑)。



●当日いただいたお料理
□「斑鳩」(いかるが)
・一口のお楽しみ              
・鯛のサラダ仕立て キャヴィア添え 生姜風味 ◯
・鴨フォアグラのポワレ ペリグーソース    ◎+
・本日のスープ
・シェフおすすめの伊勢海老料理       ◯
・シャーベット
・和牛フィレ肉のステーキ 野生の茸添え 赤ワインソース
・フロマージュ
・デザート
・コーヒーと小菓子


□「高円」(たかまど)
・オードヴル取り合わせ
・本日のスープ
・魚のポワレ 海老添え 赤ワインソース
・シャーベット
・牛フィレ肉のステーキ 鴨フォアグラ添え マデラソース
・デザート
・コーヒー


それぞれに皿数は異なるが、タイミングを合わせてお料理が運ばれてくる。
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最初に登場するのは「ヴーヴクリコのホワイトラベル」。。。
ちょっと首を傾げたのが、どのグラスもテーブルでサーブされるのではなく、
奥の方で注がれたグラスがお盆にのって運ばれてくる。
白ワイン、赤ワイン、それぞれに細かい説明が成されていたので(あまり覚えていないけれど(笑)、
それぞれのお料理に合わせる形でワインはセレクトされていたらしい)、
できればテーブルでサーブしていただけるとうれしいかもしれない。。。


気を取り直してお料理の感想を。。。
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「一口のお楽しみ」
はトロトロの雲丹の下に小さなキューブ状のお野菜とお魚が見え隠れしている。
程よく冷えた柔らかな酸味のソースが「泡」ととてもよく合う。

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前菜一品目は「鯛のサラダ仕立て キャヴィア添え 生姜風味」
今回の旅行では毎日のように「鯛」をいただいたのだけれど、さっぱりとした生姜風味の此方は、
和食でいただく「鯛」とは違ってエレガントでモダンな味わい。
キャヴィアなぞが添えられているものだから、さらに「ハイカラ感」が増したように感じられる(笑)。


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前菜の二品目は「鴨フォアグラのポワレ ペリグーソース」。今回、此方のディナーで
最も感動したお品が此方。
フォアグラは大好物の一つなのだけれど、それにも増して此方の「フォアグラ」は
トロトロ感があって濃厚で実に素晴らしかった。ソースとの相性もバッチリ!!
どこまでも柔らかくてナイフなど必要ないぐらいのしなやかさに満ちている。
「この一瞬が永遠に続けばよいのに!!」などと思う間もなくお皿は空に。。。
ちなみに母のメインにも「フォアグラ」が添えられていたのだけれど、
私が食べた「フォアグラ」とは全くの別物であったことを書き添えておこう。。。


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「本日のスープ」
は2種類からの選択ということで「コンソメ」をセレクト。
老舗レストランの「コンソメ」ということですごく期待していたのだれど、
いささか凡庸(失礼!)。想像していたお味とはちよっと違った。。。
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母が選んだ「高円」コースの「魚のポワレ 海老添え 赤ワインソース」。

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白ワインをいただきます。


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お魚料理は「シェフオススメの伊勢海老料理」。2種類のソース(このソースがおいしかった!
名前を聞いたけど失念・汗)をからめていただく伊勢海老はプリプリでホロホロ。
さすがのお味だと思ったのだけれど、サイズ的にはいささか小さめ(笑)! !
少食の私には充分だったけれど。。。

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お口直しに「ベルガモットのシャーベット」をいただき、

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メインは「和牛フィレ肉のステーキ 野生の茸添え 赤ワインソース」
たぶん最高級のお肉をお使いなのだろう。しっとりと柔らかくて美味しくないことはないのだけれど、
期待していたほどの感動はなかった(汗)。
「クラシカル・フレンチ」ということで王道のお料理ということはわかるのだけれど、
此方のメインだったらもう少し「華やかさ」があっても良いように思った。
が、よく考えられたメニュー構成はさすがだ。。。

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此方で焼いているというパン。



「斑鳩」のコースには「フロマージュ」も含まれている。
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お願いしたウオッシュタイプのチーズの横に、キャラメルのような不思議な色をしたチーズが
鎮座している。これこそが「蘇」と呼ばれる飛鳥・奈良時代に生まれた「日本最初のチーズ」
なのだそうだ(驚)。
牛や山羊の乳だけを加熱し、手間をかけてグーンと濃縮したものとのこと。。。
当時は大変貴重なお品で貴族の宴席などにも登場していたらしい。
そんな訳で平安時代の貴族になった気分で、日本最初のチーズをしみじみと味わう。
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甘くないキャラメル(もどき)をいただいているような不思議な食感。
「いにしえのテイスト」という感じだろうか。。。ワインでいただいたのだけれど、
もしかしたら日本酒でいただいた方が、より美味しさをダイレクトに味わえるかもしれない。。。


そしてデザートがやってきた。三種盛り合わせに加え、母ももう食べられない!
とのことで私の方にお皿を押しつけてくる(呆)。
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斑鳩コースのデザート。

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高円コースのデザート。

チーズケーキといちごのサバラン風味のデザートまでは頑張ったのだけれど、

もうここでギブアップ!!

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プチフール。
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食後のカプチーノをいただきながら、「できればお部屋でお夜食に・・・」などと
無理なお願いをしてみたところ、願いは無事に聞き届けられた(笑)。
その素晴らしい「ラッピングサービス」は写真を参考にされたい。。。
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今回いただいた「斑鳩コース」のメニュー内容。


色々と勝手なことを書いてしまったが、此方のディナーはもちろん、
此方でいただく朝食もまた素晴らしかった。
朝食時の方が店内の素晴らしい造作をはじめ、窓の外に広がる奈良公園の美しい眺望が
ゆったりと楽しめるように思う。サービスや雰囲気は朝食時の感想も含めての☆数。。。
夜の利用だけだったらもう少し評価は低めかも。。。


ちなみに二日目の夜はホテル内の和食処を利用したのだけれどかなり外した(汗)。
という訳で、やはり100余年の歴史と伝統を誇る奈良ホテルに宿泊される際は、
此方のメインダイニングのご利用を個人的にはお勧めしたい。
二日目の夜も此方を利用すればよかった(アラカルトメニューも充実している!)と
反省することしきりだ。
ごちそうさまでした☆



【 ※'14年3月中旬訪問】




●メインダイニングルーム 三笠 (ミカサ)
奈良県奈良市高畑町1096 奈良ホテル 本館 1F
0742-26-3300
営業時間
7:00~9:30
11:30~15:00
17:30~21:00
無休
http://www.narahotel.co.jp/



by forestkoro1015 | 2014-03-27 17:18 | グルメ・奈良 | Comments(0)