時代の変遷。──「夫婦善哉」   

戎橋の人ごみを逃れてめざしたのは、法善寺横丁にある「夫婦善哉」です。
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以前訪れた時には、この法善寺横丁を少し歩いた右側(たしか)にお店があったと思うのですが、
ナビに案内されて辿り着いたのは、「水掛不動」の前に佇むこぎれいな雰囲気のお店でした。
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「移転してキレイになったのね!」と思った通り、店内も以前よりだいぶ明るい雰囲気。。。
壁には織田作之助の「夫婦善哉」の歴代のポスターや関連グッズが飾られ、歴史を物語っています。
以前のお店の方が雰囲気があったよなーーと思ってみたり。。。

なんでもお店の老朽化に伴って、平成18年(2006年)に現在の場所に移転されたのだとか。。。
そして現在は「サトレストランシステムズ(株)」という飲食チェーンの傘下に入っているのだそうです。
大阪の伝統的な文化も時代の変遷には逆らえないということなのでしょう。。。


が、良い意味で捉えれば、「夫婦善哉」の歴史と伝統は安泰ということでもあります。

まずは看板メニューの「夫婦善哉」(800円)。
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厳選された国内産小豆を使用した一人前の善哉が二杯のお椀に分けられているのが特徴です。
そしてカップルで食べると円満になれるという「縁起物」で、惹かれ合う二人で一杯ずつ食べると、
恋愛が成就すると言われているそうです。

前回は一人で二杯食べたし、今回は母と二人で一杯ずつ食べたし。。。恋愛成就とはあまり関係ないですが(笑)。


塩昆布がついているのがうれしいですね。もうちょっと食べたい!という感じの程よい甘さが後を引きます。


異様に暑い日だったので、二人で「宇治抹茶氷善哉」(800円)を一杯ずついただきます。
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宇治抹茶のかからない「氷善哉」も選べます(両者共に夏季限定メニュー)。
フワフワのかき氷と程よい甘さの善哉、そしてサッパリとした宇治抹茶の組み合わせが、何ともいえない
爽やかな美味しさを醸し出します。氷が細かいからか、頭が痛くならないのも有難いですね。
柔らかな白玉も美味しくいただいてフィニッシュ!!すっかり涼しくなりました(笑)。


18席ほどある店内のお客様は皆、東南アジア系の方々ばかりでした(汗)。


メニュー。
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「夫婦善哉」のポスター。
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森山未來君の演技が妙にうまくてよく観ていました(笑)。

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森繁久彌と扇千景のコンビも素晴らしかったとか。。。
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帰りは「法善寺」でお詣りです(ボケボケで失礼!)。
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此方は「水掛不動」。なかなか混んでおりました。。。
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さて、この後は東海道線に乗って今宵の宿をめざします。
ごちそうさまでした☆





●夫婦善哉
大阪府大阪市中央区難波1-2-10 法善寺MEOUTOビル
06-6211-6455
10:00~22:00閉店
無休
http://sato-res.com/meotozenzai/

夫婦善哉甘味処 / 大阪難波駅日本橋駅近鉄日本橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.6


by forestkoro1015 | 2017-08-05 22:09 | 旅行・大阪 | Trackback | Comments(0)

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