初夏の北欧への旅 vol.3。──「ヘルシンキ1日目②:アカデミア書店とカフェ・アアルト」   

「ヘルシンキ美術館」を出た後は、ヘルシンキ駅に向かってブラブラと散策します。
最終日に駅までタクシーに乗ったら、この建物の前を通りました。普通のおうちのようです。
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橋の下はなんと!!自転車道と歩道でした。
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フィンランド(ノルウェーも)は自転車がとても盛ん。小さなベビーカー(?)を自転車で牽引したり、
大人から子供まで自転車で街中を疾走しています。レンタサイクルもよく見かけました。


こんな街並みを眺めながら
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歩いていくと、なぜか動物(の置物)がたくさんいます。何の建物でしょう。。。
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この界隈は古い建物が多いのですが、向かい側にある此方はアルカディア劇場だった建物らしいです。
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この大きな建物は「国立現代美術館キアズマ」、お馬さんに乗るのは「マンネルハイム元帥像」。。。
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さらに駅を経由してお洒落な店舗が建ち並ぶエスプラナーディ通りに入ります。

めざすのは映画「かもめ食堂」に登場した「アカデミア書店」内にある「カフェ・アアルト」です。
建物の2階にあるこのカフェは、サチエ(小林聡美)とミドリ(片桐はいり)が初めて出会う場面で登場。
二人で「ガッチャマンの歌」を歌っていたシーンといえば思い出される方も多いことでしょう。


この書店とカフェを設計したのが、フィンランドを代表する建築家の「アルヴァ・アアルト」です。

カフェはこのような雰囲気。
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黒い革張りの椅子、ペンダントライトはアアルトのオリジナルデザインによるもの。。。
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壁に掛かっている写真も含めてどこまでもスタイリッシュですねぇ(ため息)。。。


私のような日本人観光客が多いのでしょう。日本語メニューも用意されています(笑)。
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チーズケーキやアップルパイなど(8€ぐらい)がオススメらしいのですが、ケースの中にはハエが(汗)。
サンドイッチ系はボリュームがあるようなので「アアルトのオリジナルパイ」を食べてみることにしました。
「ほうれん草、大丈夫?」とウエイトレスのお姉さん。。。
「もちろん!」と即答しましたが、運ばれてきたのはこんな不思議なパイでした(汗)。
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ポパイになれそうなほどたっぷりのほうれん草にチーズが混ざっています。ほうれん草というよりも
「海苔」に近いイメージ(笑)。そしてお味はバターがたっぷりで相当に濃厚です。
これがチーズと合わさるともっと過激な味に(滝汗)。
ほうれん草もチーズも別々に食べれば結構、好きな食べ物ですが、二つが合わさって、
さらにボリューム過多だとどうにも歯が立たないということを認識しました(笑)。
つーか、半分で良いし、なんて微妙すぎる組み合わせなのでしょう(謎)!!
ヘルシンキ一発目の食事としては明らかな選択ミスといっても良いでしょう。
でも、ケーキはハエだしなぁ。。。
添えられているサラダはドレッシングも含めて美味しかったので、このほうれん草とチーズの
微妙な組み合わせはたまたまだったのでしょう。
サラダがなかったら半分も食べられなかったと思います。

カプチーノはさすがに美味しい!!コーヒーが美味しい国だけのことはありますね。
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全体はこんな感じで、ナイフとフォークでお上品にいただきます。
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このパイ、現地の人たちはごく普通に召し上がっていました。
向こうの席のマダムなぞはスパークリング・ワインと共に。。。
そっか、アルコールの方がこの不思議な組み合わせには合うのかも(負け惜しみ!!)。


ちなみに此方での日本人遭遇率はとても高かったです。隣からも斜め前からも日本語が聞こえました(笑)。


気を取り直して館内を少し探検してみましょう。カフェ外観。。。洒落てますねぇ!!
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カフェ側から館内を眺めたところ。
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1969年に完成した此方。地上3階、地下1階の建物は中央のロビー部分が吹き抜けになっていて、
各階から書棚を見渡すことができるのが特徴なのだそうです。


本を開いた形をイメージした3つの大きな天窓。
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反対側からカフェを見たところ。
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書店というよりもユニークなデザインのミュージアム、またはイベントスペースというような雰囲気。。。
書棚の横に設置されたアアルト・デザインの椅子など、機能性を重視した彼のこだわりを随所に
感じ取ることができます。
ちなみに地下はインテリアショップ(洒落た北欧デザインの壁材やタイルなどを多彩に取り扱う)となって
いました。


すぐ近くにはアアルトがデザインした高級家具を取り扱う高級店「Artek」があり、日本で購入するよりも
お安く購入することができます(送料はかかりますが)。
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ふと気づくとすでに21時前です(汗)。まだ明るいので帰りたくないのですが1日目のこの日は
早寝することにしてホテルに戻ります。
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色々とお夜食を買い込んで、この日は部屋飲み(笑)。
すでに夜10時というのに、外はまだ明るくて夕方の気分です。寝てしまうのが惜しいような(汗)。
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それではおやすみなさい!!

by forestkoro1015 | 2017-06-16 02:46 | 1705・北欧 | Trackback | Comments(0)

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