「長倉洋海の眼──地を這い、未来へ駆ける」@東京都写真美術館   

「イタリアネオ+クラシッコ映画祭」@恵比寿ガーデンシネマへ出かけてきたものの
観たかったソレンティーノ監督の「もうひとりの男」は満席。。。
およそ3時間ちょっと、時間が空いてしまいました(汗)。
PCは持ってきてないし、外は雨だし、日曜日だし、最悪です。


ふと思いついて「東京都写真美術館」へ行ってみることにしました。
「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 総集編」と、25日から始まったばかりの
「フォトジャーナリスト 長倉洋海の眼 地を這い、未来へ駆ける」展
鑑賞することに。。。

「長倉洋海の眼──地を這い、未来へ駆ける」@東京都写真美術館_d0352022_10243175.jpg
作り物の広告写真や美しい風景写真ではなく、世界各地の紛争地や辺境の地、貧しい国々で
ひたむきに生きようとする人々の姿や表情を生々しくリアルに捉えたその映像
(37年間のドキュメントだそうです)は、観る者たちを圧倒させるほどです。
しばし無言でその作品の前に立ち尽くすという感じでしょうか。
それほどまでに一つ一つがインパクトのある写真ばかりでした.
戦争の悲惨さ,地球のあちこちで現在起こっている事実をリアルに突きつけ、
平和ボケして暮らしている私たちに強烈なメッセージを与えてくれます。
色々と考えさせられる写真が多かった中で,唯一の救いは,
世界の戦場や貧困にあえぐ街の子供たちの笑顔でしょうか。。。
この子たちの未来は平和で豊かであってほしい・・・。
切実に願うことしかできない写真展でした。
当日はご本人もいらしてトークショーも開催されていたらしいです。
この写真展は5月14日までだそうです。ご興味がある方は是非!!





●東京都写真美術館
「フォトジャーナリスト
 長倉洋海の眼 
 地を這い、未来へ駆ける」
開催期間:2017年3月25日(土)~5月14日(日)
休館日:毎週月曜日(ただし5月1日(月)は開館)
料金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円 
※ ( )は20名以上団体、当館の映画鑑賞券ご提示者、各種カード会員割引(ご利用案内をご参照ください)/
小学生以下、都内在住・在学の中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料/
第3水曜日は65歳以上無料
〒153-0062 東京都目黒区三田1-13-3
恵比寿ガーデンプレイス内
TEL 03-3280-0099


by forestkoro1015 | 2017-03-29 01:28 | 展覧会 | Trackback | Comments(0)

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