国領の奇跡⑥。(1609 再訪)──「ドンブラボーでお誕生会」   


久しぶりに「ドンブラボー」@国領に出かけてきました。
ほぼ4ヶ月ぶりの訪問となります。
今回はいつもの「嗜みマダムたち」に「酒飲みムッシュー」(?)を迎え、
総勢6名でお友だちの少し早めのお誕生会イベントの夜となりました。
今回はお魚とお肉の両方が楽しめる「6,000円のコース」をお願いしておきました。


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乾杯の泡は「ITYNERA PROSECCO TREVISO DOC BRUT 」
爽やかなミネラル感が五臓六腑に染み渡ります(笑)。
呑み助さんたちが6名も揃うと、ボトルもすぐに空になってしまいますね。。。

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前菜一品目は、「真鯛のカルパッチョ」
大分の真鯛に焼き茄子、シャインマスカットをあしらい、カボスのエスプーマがかかっています。
驚いたのは新生姜が添えられていたこと。エストラゴン、魚醤のソースと相まって、往く夏の名残を
惜しむような爽やかな味わい。。。実に美味しいですねぇ。。。
この日も一皿目から相当に気合いが入っているようです(笑)。

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2本目のワインは、「Soalheiro 2015」
ポルトガル最北部に位置するミーニョ地方で「アルヴァリーニョ」というブドウを使って作られる
ワインだそうです。シトラス系の香りが特徴的で、トロピカルな味わいの中にも思いの他にフレッシュな
余韻が楽しめます。

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二皿目の前菜は「牛肉の生ハム」
北海道産の牛さんの生ハムに牡蠣のソースがかかっています。メチャクチャに美味しい!!
しかもお皿は木をくりぬいて作ったお皿です。「大地の恵み」をいただいているなーという印象です。

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三皿目の前菜は、薪の火で焼きあげた「北海道の新秋刀魚」です。
そこにレバーパテと秋刀魚の肝を合わせ、フランス産のマロンパウダーをふりかけたという
まさに「秋のコンチェルト」のような一皿。。。
これもメチャクチャに美味しい。。。脂ののった秋刀魚の旨みがレバーの苦味、秋刀魚の肝の苦味、
さらに優雅なマロンの風味と共に素晴らしい秋の夜を演出してくれます。うーん、幸せっ❤️

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3本目は、「 Sesti (Castello di Argiano) Rosato Toscana IGT」
「Brunello di Montalcino」で世界的に有名なトスカーナのワイン生産者が手がける「サンジョヴェーゼ」を
原料に用いたロゼだそうです。フェミニンな印象。。。

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「きのこのパスタ」
生のきのこを時間をかけて煮詰めてパスタとからめた一皿。カラスミが濃厚なきのこソースと合わさって
美味しいです。濃厚なお肉のスープをいただいているような印象。。。そろそろきのこが美味しい
季節ですものね。ひとあし早く「秋の味覚」を楽しませていただきました。。。

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4本目は「Cantina Tollo Cretico Chardonnay」
アブルッツォ州最大級のワイナリーが樽熟成したシャルドネ種のワインとのこと。果実実たっぷりで
豊かな味わいの白です。

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ピッツァは「クアトロフォルマッジ」を一人一切れずつです。
この日のピッツァも芳ばしく焼き上がっていて美味!!もう一切れずつ食べたかったです(笑)。

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お魚料理は「鰆のポワレ」
程よいキュイソン(火入れ加減)が絶妙の「秋田の鰆」は、鰺の南蛮漬けをイメージしたという一品。
最後の仕上げとして、薪窯で一瞬、炙ってあるそうです。
オレンジの皮のようなモシャモシャは細長くカットした人参、ドライトマトのスープがかかり、
横には梅肉が添えられています。
全体的にサッパリとして上品な仕上がり。。。あまり味わったことのない不思議な組み合わせです。
個人的にはもう少しだけ「鰆」が温かかったら、さらに美味しさがパワーアップしたのではないかと
いう印象も。。。まぁ、個人的な好みではあるのですが。。。

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この日初めての赤は「Le Bertarole Le Filagne Valpolicella Classico」
「アマローネ」でも有名なイタリア北部ヴェネト州のワインです。
もう少し重たい感じかと思ったら、それほどではない印象。。。

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お肉は「山形の金華豚」です。
フランボワーズのビネガーとビーツのソースがかかっています。
世界三大ハムの一つと言われる「金華ハム」の原料となる「金華豚」は、豚肉の中でも貴重な存在だそう。
あまり脂っこくない上品な味わいが特徴でしょうか。。。
たしかにあまり豚肉っぽい感じがなかったような。。。

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デザートは、お友だちの「お誕生日」を祝しての「フル・アルコール・デザート」(笑)!!
柿のリモンチェッロ、グラッパ漬けのレーズン、梅酒のゼリー、ピンクリキュール、烏龍茶のソースなど、
まさに「フルーツカクテル」のような一皿
すべてをマゼマゼしていただくと、アルコール度が一気に高まります(笑)。
まさに「酒飲みの私たちのための『究極のデザート!』」と言っても過言ではないでしょう。
たしかにいつも一人1本は飲んでいるものなぁ(呆)。。。
お友だちもこの「お誕生日プレート」に大感激した様子でロウソクの火を吹き消していました。


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当日いただいたワインたち。。。この日は一人1本相当にはならなかったですが、アルコールデザートで
すっかりと出来上がってしまいました(笑)。


前回も感動したのですが、今回のお料理もまた素晴らしかったと思います。
夏から秋へ、移り変わっていく季節感を随所に織り交ぜた構成で楽しませていただくことができました。
お会計は一人1万円。これだけ食べて、飲んで、楽しいデザートまでいただいて、このお値段は
なかなか健闘しているのではないかと。。。
国領、いや、多摩地区にあってはかなりお気に入りの一軒です。
また伺わせていただきたいと思います。
ごちそうさまでした☆



※前回の訪問記事は
 前々回の訪問記事は
その前の訪問記事は
さらにその前は此方(http://korokoro10.exblog.jp/22669295/)でご紹介しています。





●ドンブラボー(Don Bravo)
東京都調布市国領町3-6-43
042-482-7378
11:30~15:00(L.O.14:00)
18:00~23:00(L.O.22:00)
水曜休
http://www.donbravo.net/


by forestkoro1015 | 2016-10-02 11:10 | グルメ・都下・京王線沿線 | Trackback | Comments(0)

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