My Favorite 「黒酢の酢豚」。(再訪)──「うずまき」@赤坂   

「柳沼シェフの『黒酢の酢豚』を食べよう!」ということで「うずまき」さんに出かけてきました(訪問は3月)。
このブログでもご紹介していますが、かつて白金の地に存在した幻の名店「ロンフウフォン (龍虎鳳)」で腕を奮っていたのが、
此方の柳沼哲哉シェフです。
どのお料理もあっさりと美味しくいただけるのですが、特にお野菜の使い方が繊細かつ絶妙ということ。
もちろんお魚もお肉も、そして麺類やご飯類もいつも美味しくて大満足させていただいています。


今回のメンツはいつものメンバーとは違う「あまり嗜まないマダム会」(笑)なので、。お料理も少しライトに
8,000円コースをお願いします。そして忘れてならないのが、主賓でもある「黒酢の酢豚」です。
とは言いつつも、乾杯はやはり「スパークリング」(呆)。今日はこれで済ますことにします(えーーーっ!!)。

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前菜は、「蛤、筍と姫サザエ、宮古ゼンマイとアワビ茸」です。
いつも此方の前菜には感動するのですが、この日もまた素晴らしい!!この一皿だけで満足できてしまうクオリティです。

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:山椒を用いたというほんのりと辛味のあるソースが何ともいえない美味しさを醸し出します。

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此方は筍と姫サザエ。ダイナミックにカットされた筍はシャリシャリ感たっぷり。ソースの辛味がまた美味しい。
姫サザエも噛むほどに味わいが増すお味でした。

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宮古ゼンマイとアワビ茸。此方はどちらかというとお醤油系(もちろん特別な味付けではあるのですが)を感じさせる
和風を意識したテイスト。宮古ゼンマイ、初めていただきましたが、シャキシャキっとしてあまりゼンマイっぽくありません。
普通のゼンマイと違ってあく抜き不要とのこと。気持ち、南国の香りがしたような(笑)。。。
そしてこの日のアワビ茸はやや筋肉質。しっとり&コリコリで美味しいのですが、大きすぎて食べるのに少し苦労しました。

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「大黒しめじと野かんぞう、とろみあん」
「野かんぞう」はユリ科の多年草で、甘みがあるシコシコした食感が美味しい食材なのだそうです。名前の通り、
栄養分も高そうですよね。とても身体に良いものをいただいているなーという印象。。。

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厨房から登場した「野かんぞう」(実物)。実は白い部分の方が美味しいとのこと(柳沼シェフ談)。一説によれば、
酢味噌をつけてバリバリとかじれるのだそうです。

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「グリーンアスパラとタロ芋の炒め」
此方もシェフの手にかかると、外側はカリッと芳ばしく、内側はふんわりと柔らかく、絶妙の食感を楽しむことができます。
今回のタロ芋は沖縄産とのこと。柔らかい上に甘くて美味しいですね。

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「メバルの蒸し物」
鹿児島産つわぶき、大根、ふきなどを多彩に用いたヘルシー感満載の仕上がり。。。
お野菜の控えめな甘さがめばると合わさって、トロトロ感溢れる柔らかな美味しさを楽しむことができます。
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鹿児島県トカラ列島 潮風むき新つわぶき。自生しているのだそうです。シェフは此方も根っこをかじるのかしらん(謎)。

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「十角ヘチマと黄ニラの炒め」
面白いですねぇ。写真の通り、十角の角ができることからそのような名前がついたといいます。
皮はとても固いそうですが、中は茄子のような感じで青臭さやクセは全くありません。
炒めると柔らかくなって、キュウリ(とはだいぶ違うのですが)の亜種を連想させるような不思議な食感。。。
シャキシャキの黄ニラとの相性はバッチリです。

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そして遂に「真打ち登場!!」。憧れの柳沼シェフによる「黒酢の酢豚」です。。。
いやー、ピカピカに光って何とも美味しそう!!熱々でかじれないぐらいなのですが、神妙な面持ちで静かに頬張ります。。。
「うーーーむ!!」・・・「静かなる感動の余韻」に包まれます(笑)。。。


実は当日のメンバーは、皆、別々の機会に白金のお店でシェフの「黒酢の酢豚」を体験済み(驚)なのだそうです。
それぞれが満足そうに目の前で湯気を立てている「黒酢の酢豚」に、過去にいただいた「黒酢の酢豚」の思い出を
重ね合わせています。思い出はそれぞれバラバラなのですが、美味しさは共通のようです(笑)。
サービス担当の方が、「じゃあ、今日は久しぶりの答え合わせですね!」と大変上手いことをおっしゃっていました。


マダムたちがそれぞれに「美味し〜い!」「うわーーっ!!」と喜びの声をあげるものだから、この日のスタッフの方は
(シェフも)ノリノリ〜ッ(笑)。

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赤ワインをグラスでいただいた後に、「白いご飯でソースを食べたい!!」とわがままを言う私たちのために

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ちゃんと白いご飯を用意してくれました(嬉)。

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そのままでも美味しく、白いご飯にかけても美味しい「大満足の黒酢の酢豚」でありました。。。

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「おこげ」
おこげが見えない(笑)のですが、オランダえんどうとフルーツトマトは茨城産の築地限定(築地でしか買えないそう)の
フルーツトマトだそうです。トマトというよりも果物にかなり近い感じです。ほどよい酸味があって食べやすいです。
「黒酢の酢豚」でお腹は満杯だったのですが、あっさりとしてライトな食感なのでスルスルッといただけてしまいました。

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デザートは「ひまわりの種のプリン」
「ひまわり油」はアンチエイジングや抗酸化作用などの効能効果で身体に良いことは知られていますが、その種をプリンに使うとは
想像したこともありませんでした。ハムスターやインコのえさというイメージが先行しがちです(笑)。
考えてみれば(みなくても)ナッツなのでその利用価値は高い訳です。実際、食べた感じは栄養価の高そうなナッツ系ジェラート
という感じで、サッパリとした食感が印象的でした。あまり食べたことのない不思議なお味ではありましたが。。。


お会計はこれだけいただいて一人1万円ちょい。かなり満腹でしんどいぐらいだったので、女性であれば8,000円のコースで
もしかしたら十分かもしれないですね。
お野菜を中心とした優しい味わいのオリジナル中華なので、あまり罪悪感を感じなくて済むのも気に入っているところです(笑)。
また伺わせていただきますね。
ごちそうさまでした☆



※以前の訪問記事は此方(http://korokoro10.exblog.jp/22884667/)、
 それ以前の訪問記事は此方(http://tabelog.com/rvwr/morikoro/rvwdtl/7012171/)
 初回訪問時の記事は此方(http://korokoro10.exblog.jp/23423789/)でご紹介しています。




●中華うずまき
東京都港区赤坂5-5-11 赤坂通り50番ビルB1
電話:03-3584-2116
営業:17:00〜23:00(日曜・祝日休)




by forestkoro1015 | 2016-04-05 14:47 | グルメ・都内・中華 | Trackback | Comments(0)

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